エクシブ鳥羽別邸の初紅葉

華やかな施設が多いエクシブですが、本格的な「和」を基調とした鳥羽別邸。
紅葉の時期に合わせて11月26日（土）に初めて訪れました。

エクシブ鳥羽は、既に本館とアネックス館がありましたが、別邸が新たに加わりグランドエクシブとなりました。
この3館は循環するバスで移動入館できますが、別邸への利用立ち入りは別邸宿泊者のみとなっています。

鳥羽別邸のアプローチ

車寄せ

門をくぐると、様々な種類の敷石が目に飛び込んできました。色づいた紅葉の先がホテルの入口です。
別邸は今年の3月にオープン、植物や苔の生え具合など、よく手入れされ「和」を演出しています。さすがに樹木はまだ細いものの、初めて鳥羽別邸が迎えた秋・紅葉の色付きを楽しむことができました。

館内から撮った庭越しの車寄せ。宿泊客が立ち入ることの出来ない庭の片隅まで、庭師の日々の手入れが行き届いていると感じました。

このアングル、宿泊客はもとより、別邸スタッフでも多分気づいている人は僅かではないでしょうか。（探してみてください　^^￥）　ヒントは、バリアングルです。

オーナーズレセプション。チェックインの手続きを待つ間は、大池に面した別邸の景色を楽しめます。

南棟に向かう廊下から見た景色

宿泊した部屋はスタンダードタイプの「残月床ルーム」で4名定員のお部屋。家内と2名での宿泊ですので、広さも十分です。

大池に面した景色の良い部屋は大半がスイートグレード以上で、八瀬離宮と同じような部屋割りですが、スタンダートタイプでは数少ない大池に面した部屋をアサインいただき、オーナー事務局には感謝しています。

窓側から見た部屋の様子。廊下も畳敷きで、奥に寝室があります。

寝室は独立しています。ベットが置かれている木製台には柔らかな防護カバーが施されていました。箱根離宮では台に足をぶつけて痛い思いをした宿泊客が私を含めて多いと聞いていたので、改善されていますね。

パウダールームの先のバスルームからも大池が眺望できますが、正面には北棟の部屋があるので、入浴の際はブラインドを下げる必要があります。
とは言え、温泉の大浴場「天海の湯」があるので、今回も部屋風呂は使用しませんでした。

ベランダからの眺望

ベランダからの眺望

東名阪道の四日市-亀山JCTの渋滞のため、予定より遅れて16時にチャックインしたため、日が暮れる前に別邸内を急いで散策。
大池には、浮殿「華暦」や大きな石が配置されています。

大池を囲んで散策路があります。別邸は石と竹がテーマのようで、いたるところで伺い知れます。
遠くに見えるのは鳥羽アネックス館。

隣接している白い建物はエクシブ鳥羽本館

和食レストラン華暦にて夕食をいただきました。（写真は翌朝、華暦のオブジェも大きな石でした。）

カジュアル会席「手毬」をいただきました。
夕食時、風景写真を撮ったものの、窓ガラスに人物が映っているため割愛。

エクシブ鳥羽は初めての滞在のため、夕食後に本館やアネックス館へ出かけました。
スパ「テルメゾン」の前から本館に向けたイルミネーション。

アネックス館にあるラウンジドルチェで生演奏を聴きながらカクテルいただきました。
カウンターは無いため、浜名湖のドリチェと違ってスタッフと会話を楽しむ機会が少なく残念なところ。
この日は土曜日とあって、満席でスタッフもたいへん忙しそうでした。

アネックスでの生演奏が終わり、別邸内のロビーラウンジで飲み直し（笑）。
あくまで別邸の位置付けからか、ラウンジもコンパクトで静かなものでした。

昼間のロビーラウンジの様子

朝食も華暦でいただきました。席からの景色は、正面中央がオーナーズレセプション、その右側がラウンジ。

和食膳、今回もお粥をいただきました。

夕食時に席を担当いただいたMさん。明るく親しみのある方で、楽しい時を過ごすことができました。退席時に丁寧に名刺をいただきました。（後方）
朝食時、私たちに気づくと、時折顔を出してくれながら、「昨夜の名刺以外にもう一枚、特別な名刺があるので」と、写真入りの名刺を改めていただきました。

新しいプロジェクトが始まり、親しくなった宿泊者へ手渡すプロフィール入りの写真名刺。いつから始まったかは知りませんが、私が初めて頂いた嬉しい名刺です。別邸を訪れる方々が思い出深い滞在となっていただけるよう、Mさんも引き続き頑張っていただければと願っています。
また、浜名湖から別邸に異動されたHマネージャーも忙しいなかを挨拶にみえてくれました。

別邸で気づいたことは、宿泊者とすれ違う時は必ず立ち止まって挨拶をしてくれることでした。車路で後ろから近づく車に対して振り向きながら一礼、エレベーターを待っている時に通り過ぎる清掃スタッフも足を止めて「行ってらっしゃいませ」と挨拶をしてくれました。多忙の中で出来そうで徹底できないことと思いますが、スタッフ皆が努力していることと感じました。

朝食後は本館へ。

コーヒーショップ「オールドデイズ」で珈琲を。鳥羽ならではの海の景色は素晴らしく、テラスからプールサイドを通り、そのまま浜辺へ降りられます。
エクシブ発祥の地ということが頷ける風光明媚な場所に本館があると思いました。

初日、伊勢神宮からホテルに向かうため伊勢志摩スカイラインを利用。事前にHPを見て割引券を持参したため、1250円→1000円になりました。展望台からの風景はこの地ならでは。

伊勢神宮内宮の駐車場、イチョウ並木がとても綺麗でした。

1泊2日の鳥羽旅行。

目的はお伊勢さんと初めてのエクシブ鳥羽別邸宿泊ですが、家内へ真珠のネックレスをプレゼントしてあげたいと思っていました。
オーナー事務局に確かなお店を紹介してほしいと事前に問い合わせし、鳥羽駅に隣接するS真珠を紹介いただきました。同じように見える真珠ですが、実際身に着けてみると色と輝きは微妙に違い、肌に合う合わないがあると驚きました。予算は多少オーバーしたものの、家内に似合う花珠真珠を贈ることができ、夫婦思い出に残る旅となりました。

ゴルフ好きで最近エクシブ浜名湖でもプレーしたというS真珠の社長さん、オーナー事務局で紹介されて伺ったと話すと、大分勉強してくれました。^^；
慢性的な渋滞もあり、静岡から4時間強の鳥羽。社長の話では、2年後には道路拡張工事も終わり悪名高き渋滞も皆無となるとお聞きしました。
その時期にはまた訪れてみたい、そう思える鳥羽別邸でした。