大井川鐵道は10月1日より家山－川根温泉笹間渡駅間での運転を再開し、同日記念の「SLナイトトレイン」が運転されました。
- 大井川鐵道
新金谷駅16：10発のSLは川根温泉笹間渡駅で折り返し、復路の家山駅に17時15分頃入線してきました
復路の先頭車両は電気機関車のE34
客車3両（オハフ33、オハ35，スハフ43）が牽引され、
最後尾がSL C108です。
大井川鐵道は単線ですが、駅に上下線を備える家山駅で最後尾のSLを先頭に編成しなおすため「機回し」が行われました。SLが切り離され上り線（金谷駅向き）を逆走し、
ヘッドライトを点灯させて下り線へ入線し直しました。
ここでSLへの給水作業が行われましたが、中間の家山駅にこんな設備があったとは驚きです。
3年前にトーマスを見に来た時は、給水など行わずそのまま千頭駅に向け発車していきましたので、水の量が不足するのではなく、SLナイトトレインの乗客へのイベントとして行われたと思います。
乗客の皆さんも客車から出て、SL周辺やホーム上からたくさん写真を撮られていました。覗き込んで車輪を撮る方もいて皆さん好きですね～。
給水作業が終わりSLが動き出しました。
ホームと（引込線の）砕石散布用ホッパ車の間を通り抜け
SLは上り線に入り、これまで先頭車両であったE34との連結を行います。多くの方が間近で連結作業を撮られていました。
連結完了、これからはSLの逆向き運転が始まります。
乗客が客車にもどり、まもなく発車
黒煙があがり
シリンダー辺りから蒸気が噴出し
主連棒が力強く動き車輪を回転させて
5両編成のSLは金谷駅に向け走り出しました。
最後尾は客車（スハフ43）、赤いテールランプが旅の続きを予感させてくれます。