大井川鐵道が10月24日より12月27日までの期間限定で、電気機関車が旧国鉄時代に活躍した旧型客車を牽引する臨時の普通列車「普通客レ」 の運行を開始しました。
運行日は（火）～（木）の特定日の13日間で1日3往復しますが、運転日等は大井川鐵道のホームページ で確認して是非乗車してみてください。
夜の帳につつまれる大井川流域を旧型客車で走る小さな旅をしてみたくなり、金谷
駅18時34分発の列車を目指したものの間に合いそうになく、急遽家山駅に車を走らせました。本来はチラシに出ていた「仕事終わりに、車内で飲み鉄」をしたかった・・・です。
家山駅のホームには誰もいません。
19時17分発の第55客車列車（客レ）が入線してきました。
1号車は「スハフ43」
2、3号車は「オハ35 オハフ33」
大井川鐵道の切符は硬券ですが、この時間窓口は無人のため乗車後に車掌さんから購入した往復の乗車券。これって今の時代「お宝」ですよね！
「オハ35」の車内
歴史を重ねて、窓の開閉もなかなかコツがいりました。
テーブル下に栓抜きがあり、取り外された灰皿跡にも歴史を感じる客車です。
「スハフ43」の車内
洗面
客車の手動ブレーキだったかな？
終点の川根温泉笹間渡駅で折り返しまでの13分間停車します。
川根温泉笹間渡駅のホーム上から
復路、第一橋梁上から見える「大井川鐵道 川根温泉ホテル」
下車時に使用できるのは、先頭車両の前部の出入口のみのため早めに移動しました。
間もなく家山駅に停車します。
家山駅では、下り最終電車との交換待ち合わせ。
10月のダイヤ改正による減便で通学通勤も大変となりましたが、地域にとって無くてはならない鐡道です。
19時47分、新金谷駅に向けて発車します。
運行初日の乗車は短時間となってしまいましたが、陽が沈む時刻もこれからもっと早くなります。
次回は、金谷駅16時発に乗車、折り返し川根温泉笹間渡駅17時23分発で新金谷駅18時19分着 の列車でも夜の風情を十分楽しめそうです。
車内販売もあり、駅弁と瓶ビール、今回でも涼しかったので、暖かい飲み物も必須でしょうね。
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