Marriott Bonvoy の出口戦術

昨年10月、「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレスプレミアム・カード」を解約しました。

ビジネスクラスで米国往復を実現するため、1年間で20万マイルを貯める原動力となった思い入れのあるカードでしたが、2022年2月から年会費が49,500円に値上げされ、無料宿泊権利の付与条件も厳しくなり保有するメリットが無くなりました。
ただ、貯まっている「31万ポイント」をどう利用していくかが残る課題でした。

今年3月に届いたメール。
プレミアム・カードを解約したので、ステータスが「ゴールド」から「シルバー」に格下げされました。
覚悟していたものの寂しいですね。

Marriott Bonvoyの会員資格にプレミアム・カードは必須ではありませんが、
会員資格を維持するためにはホテル宿泊などで「アクティビティ」を更新させる必要があります。

これまでプレミアム・カードでの支払いで毎月ポイント付与されていましたが、カード解約しているため新たなアクティビティの発生がありません。

最後のアクティビティは2023年9月21日のホテル宿泊で、そこから2年間がポイント有効期限となり2025年9月で31万ポイントが失効してしまいます。

1年半後とはいえ、現時点でホテル宿泊は予定しておらず、マイルへ交換した場合は125,000マイル以上となり国内フライトでは2年間で消化しきれません。
この3月にはコロナで期限延長されていたANAマイルも、失効を防ぐため5万マイル以上ANAPayへ交換したばかりなので、マイルの有効期間を考えると一気に交換することは難しいなと思います。

Marriott Bonvoy の出口戦術
ポイントの有効期限が延びてくれれば「ポイント消費を目的とした宿泊」は回避でき、じっくりと旅行を計画できます。そのためアクティビティを発生させられるポイント交換を探してみました。

楽天ポイントからの交換
Marriott Bonvoyプログラムには「楽天ポイントとの交換」について記載があるため、交換でアクティビティを発生させられると思いました。
ただし3,000楽天ポイントが必要で、交換比率も3：1と低いため最後の手段と考えました。

ポイントサイト「モッピー」からのポイント交換
最低交換ポイント数と交換レート　モッピー1,300ポイント→1,000Bonvoyポイント　
　　　　　　　　　　　　　　　　（1,300ポイント単位の交換は無駄になりそう）


これらに比べ、一押しの交換ルートがハピタスです！

ポイントサイト「ハピタス」からのポイント交換
最低交換ポイントが500ポイントと少なく、1ポイント単位で交換可。　1：1の等価交換は凄い！

早々にポイント交換を試みました。
上図：交換申込画面、Marriott Bonvoyの会員番号と会員氏名を入力します。
下図：ポイント入力画面、最低交換ポイント数の500と入力

確認画面：Marriott Bonvoyの登録情報が表示されるので内容を確認します。
　　　　　この画面では、払い出す側のハピタスのパスワードを入力します。

ハピタスのポイント通帳には、Marriott Bonvoyポイント交換（-500P）が記帳されました。ポイント交換完了日は即日～3営業日と記載されています。ハピタスは土日を挟むと3営業日となりますが、平日お昼に申込したので即日交換となります。

リアルタイムでないため、1時間ほど経ってMarriott Bonvoyの画面を確認しました。

無事、500ポイントは加算されていました。
但し、アクティビティは更新されておらず、有効期限は2025年9月のままです。
え～！　ポイント加算しかできないの？　やはり楽天でしかアクティビティには反映されないのか・・・
ショック！

翌日改めてMarriott Bonvoyの画面を見ると、ハピタスからのポイント交換がアクティビティとして+500ポイントと記載され、有効期限も新たに2年後の2026年3月に延長されていました！　成功！
一晩心配しましたが、Marriott Bonvoyは米国時間で、サイト更新も日次処理なんですかね（冷汗）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これで1年に1回程度、ハピタスからポイント交換していけば　Marriott Bonvoyのポイント有効期限を延長できることが判りましたので、4~5年を目途に31万ポイントを使い切っていこうと思います。
（ポイント制度の改悪が無いことを願いながら・・）

当面は減少した保有マイルを補完するため、60,000ポイントを25,000ANAマイルに交換申込しよう！
　（318,000-60,000＝残258,000ポイント）
年1回はMarriottホテルに宿泊し、3～4年かけて200,000ポイント程度を消費しよう！
最近ではエクシブにも年1～2回しか出かけておらずレッドの権利も余る状況。エクシブ優先となるとマリオットには行けて年1回が限度かな　^^;
エクシブのない地域、リッツカールトン、ウェスティンホテル、沖縄などじっくり計画したいですね。
　（258,000-200,000＝残58,000ポイント）

最後に、60,000ポイントを25,000ANAマイルに交換申込みし、ポイントを全て使い切ろう！
　（残58,000+ハピタスポイント＝60,000ポイント）⇒25,000マイル

最終段階で帳尻が合うよう、不足する数をハピタスからポイント交換していけば、全て使い切れます。
余って失効も勿体なし、1ポイント単位で交換できるハピタスが味方してくれます。


私と同じ理由で「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレスプレミアム・カード」を解約し、残ポイントをホテル宿泊で消化している方も多いと思いますが、最終的に交換単位で無駄になるポイントも発生するので、ぜひハピタス経由でポイント交換して有効に使い切りましょう。「ポイント+キャッシュ」

私はハピタスとモッピーを利用、広告により還元ポイントに差があるため使い分けしています。楽天市場やふるさと納税などは必ず経由しています。昨年「ウイルスバスター3年版」購入時はハピタス経由でしたが、還元率40％は凄いです。

Marriott Bonvoyの会員なら、ハピタスへの加入をお勧めします！！

アイコンをクリックしてください。