東急ハーヴェストクラブ 熱海伊豆山へ

雪はほとんど降らない静岡県ですが、1～2月に伊豆半島先端を低気圧の中心が通過する時には箱根・伊豆の山に雪が降る・・・、
御殿場・箱根・関東は2週続けての大雪となりましたが、伊東に単身赴任していた頃にお聞きした地元の諺を思い出したところです。

2月の飛び石連休。初めてとなる熱海伊豆山を楽しみにしていましたが、前日にまさかの大雪。熱海に向かう峠道は総て通行止めとなり、やむなく新幹線で向かいました。

東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山の車寄せ。前日の雪がエントランス周辺に残っていました。
屋根の雪が宿泊者や到着する車上に落下せぬよう、スタッフが雪落としをしていました。

アサインされたのは本館3階の和洋室。名古屋に住む娘も合流して3名での宿泊となりました。

和室側から撮ったベットルーム。右側のデスク脇にテレビが設置されていて、ソチオリンピックを見ながら寛いだ滞在となりました。

部屋からの眺めはオーションビューです。

ベランダからは相模湾を眼下に、熱海と伊豆半島、写真に映っていないものの直ぐ左手にはエクシブのある初島も見渡せます。

夕暮れ時のベランダから見た屋外プールとジャグジー。
星空をイメージしてライトアップされる温水プールは、さながら宇宙遊泳の気分に浸れるのでは。
普段は水着持参ですが、今回新幹線での移動のため荷物を減らしたのが悔やまれました。

大雪の翌日でも、相模湾に面したプールで多くの方が楽しんでいるのを垣間見て、リゾートホテルの素晴らしさを感じた一瞬でした。

デスク上にはLANコネクタが設けられていて、持ち込んだWIFIルータでIpadも快適に利用。

シンプルな洗面。タオルは豊富に備えられていますが、タオルハンガーが無いのには不便を感じ、宿泊者アンケートで具申させていただいたところです。

大浴場があるので、今回利用しなかったバスルーム。

宿泊した本館は、エレベータホール隣にある出入口から駐車場と行き来き出来るのでとても便利です。
利便性を考えて、当日事前に部屋番号を聞いて駐車場所（階）を選ばれるのが良いかもしれませんね。

写真中央が宿泊した本館、右が東（ＶＩＡＲＡ）館。中央に屋外プールや大浴場があり、左手前が南館（ＶＩＡＲＡ含）です。

大浴場「南木の湯」は日毎に男湯・女湯が入れ替わるので、夕・朝風呂で違った設備と景色が楽しめます。

暖かな日には、湯上りラウンジから相模湾を望みながら寛いだ時間を過ごせそうです。


南館屋上から見た本館遠景、右手が屋外プールです。

屋外プール

 

プールの淵は水面とほとんど差が無いため、相模湾と一体化しているような素敵なプールに仕上がっており、リゾート感覚を十分楽しめると思います。

ライブラリを兼ねているようなスパラウンジ。翌朝、家内と娘はチェックアウトの時間まで利用していました。

夕食は、フレンチレストランＣｏｔｅ＆Ｃｉｅｌへ。
窓際の席へ案内され、熱海の夜景を楽しむことができました。
夜景の写真は窓ガラスに室内の風景が映り込むので、残念ながらお見せできません（笑）。　壁側のテーブル席も落ち着いて食事を楽しめると思います。

コース料理はＦａｃｉｌｅをいただきました。メインのステーキには好みのソースをオーダーできます。

我家のチェックインは早かったため待ち時間はありませんでしたが、この日は雪の影響からウエルカム・バスの利用者が多く、16時着のバスではチェックインの時間がかかったようです。

チェックアウト後、駅に向かうバスに乗車していると、大勢のスタッフがエントランスに出てきまました。

そしてバスが走り出す際には、整列して全員で両手を振りながら見送ってくれました。
マイカー利用時とは異なるものの、エクシブや他の東急ハーヴェストクラブでは経験したことがない出来事に、サプライズを感じた一時でした。

初日、熱海駅前ロータリーには各ホテルの送迎バスが所狭しと並んでいました。

ハーヴェストクラブのウエルカムバスは、他ホテルと異なり、路線バスターミナル5番乗り場の横に設けられています。ラッピングされた専用の観光バスで、駅から向かうと、この後姿が目印となります。
熱海伊豆山は自前運行ではなく、東海バスに委託をしているようです。
狭隘した駅前ロータリーのため、1日11往復の定刻送迎を行うには、安全な乗車場所の確保を含めて、新しい試みと感じました。

大雪当日、坂の多い地形も重なり、ほとんどのホテルの送迎バスが運休したそうですが、プロのドライバーが運転するこのバスは普段通りに運行したようです。

車が無いため熱海市内の観光に切り替えて、熱海芸妓見番へ。
土・日曜日の11時より1日1回だけの公演となります。この日は満席でしたが、予約するとテーブルに名札が置かれているので直前の到着にも安心ですが、前の席を確保するには早目に電話で予約したほうが確実です。
終了後、芸妓さんが記念撮影やお見送りをしてくれるので、退席はゆっくりとされることがポイントです。

芸妓見番の近くを流れる糸川沿いは、早くも熱海桜が咲いていました。


熱海梅園も見頃を迎え、多くの観光客が訪れていました。

親水公園レインボーデッキ前のヨットハーバー。右手に後楽園ホテル。その先がホテルニューアカオです。

防波堤の先に見えるのが初島、白い建物がエクシブ初島クラブです。
船に弱い我家は、1度しか行っていませんが、波の穏やかな日に再チャレンジしたいですね。