エクシブ八瀬離宮から奈良観光へ

葵祭の見物を目的に、エクシブ京都八瀬離宮へ2泊3日の夫婦旅行。

本来なら、翌日も京都市内観光と思われますが、家内の希望もあって2日目は奈良観光へ出かけました。
京都洛北の八瀬から奈良へ･･･､　静岡県民から見ると京都も奈良も同一エリアと感じてしまいますが、やはり距離は離れていました（笑）

たまたま見つけた周遊きっぷを利用して、お得に洛北から奈良へ。調べてみると意外と交通の便も良いものです。

今回アサインされたのは、叡電側の最上階の部屋で、エレベータホールも近く、景色と利便性が高い部屋です。今回もリクエストが叶い、八瀬離宮のオーナー事務局には感謝しています。

テレビニュースは今日の葵祭の様子が放映されていました。
写真右側が和室ですが、今回は夫婦二人の宿泊のため、利用することはありません。

二日目、朝8時30分にタクシーを予約し、地下鉄国際会館駅へ。
昨日中吊り広告で見つけた「奈良・斑鳩1dayチケット」1,630円を購入。通常運賃でも京都国際会館～奈良駅は往復1,880円かかかりますが、このチケットは奈良(限定)市内の近鉄や奈良交通バスも乗り放題で施設利用も割引がされるものです。

大きな京都駅では地下鉄(東側）から近鉄(西側）への乗り換え時間がかかるため、京都駅を乗り越して、終着の竹田駅で下車。ここで近鉄に乗り換えることにしました。

下車した竹田駅は島ホームで、写真右が乗車してきた京都地下鉄の車両。同一ホームの反対側が近鉄で、特急電車が通過していきましたが、近鉄への乗り換えは非常に便利な駅です。

竹田駅は特急電車は停車しませんが、急行（普通運賃）に乗り換えできるため、奈良へ行くには便利です。ただ、急行電車は京都駅から多くの客が乗車しているので、並び席が確保できるかはその時次第です。

向かい側のホームには国際会館行きの「近鉄車両」が停車していました。時間帯にもよりますが、奈良駅～国際会館は相互に直通電車が運行しているようで、時間や乗り換えを考えなければ便が良いと思います。

竹田駅で橿原神宮前行の急行電車に乗り、近鉄西ノ京駅9：56下車。朝一番で、薬師寺に向かいます。
国際会館8：49発、1時間10分程で到着するので京都駅で特急電車に乗り換える必要はありません。
1dayチケットは神社仏閣の入場料も割引がされます。

薬師寺金堂と西塔。東塔は現在解体修理中（平成30年度まで）です。土曜日とは言え、ほとんど観光客がいない境内をゆっくりと散策することができました。
京都と奈良の仏閣の趣がことなることを実感。

薬師寺大講堂
家内もまた訪れたいと。

お寺の雰囲気に加え、受付の方をはじめお寺に従事されている方々がお参りを心から迎え、見送られる姿勢しぐさを感じ、お線香を買い求めました。京都にはここ数年訪れてきましたが、延暦寺以来、4年ぶりにお線香を買いたいと感じた奈良訪問となりました。

徒歩で唐招提寺へ。

境内の林と苔は気持ちを清々しくさせてくれました。
薬師寺・唐招提寺でゆっくりし過ぎて、2時間強過ごしてしまいお腹も空いてきました。

薬師寺と唐招提寺の中間にある蕎麦処「よしむら」、30分程並びましたが美味しいおそばをいだだきました。
この後、西の京駅に戻り、近鉄奈良駅に向かいました。もちろん1dayチケットでOKです。

徒歩で興福寺へ。

興福寺周辺では鹿が餌を求めています。1匹くらいだと可愛いものの、数匹押し寄せてくると少し怖くなりますね。

登り坂なので、興福寺から東大寺へは市内循環バス（1dayチケット）で。

小学校～高校の修学旅行や多くの外国人観光客で賑わっていた東大寺。
こんなに大きかったかな･･･､自分自身小学校の修学旅行のかすかな記憶しかありませんが、その大きさに改めて驚きました。柱の中を通り抜けようと並んでいる学生の姿を見て、なんとなく記憶がよみがえってきました。

「ならまち」で立ち寄ったカフェ

予定していた奈良駅17時30分発の特急に乗り遅れて、西大寺駅から近鉄特急に乗り換え、京都駅経由で国際会館＆エクシブへ戻ります。
往路は元気で急行列車（お見合い席）も楽しいところですが、帰路はゆったりと寛げれる特急電車（+510円）も捨てがたいですね。近鉄特急も久しぶりなので、「乗りたかった」のが本音です（笑）。

エクシブ京都八瀬離宮の車寄せ。国際会館駅からタクシーで1000円程です。

車寄せからロビーに通じるエントランスは、ライトアップされた夜の風情も素敵です。

夕食は中国料理「翠陽」でいただきました。
八瀬離宮の翠陽は2回目ですが、これまでも浜名湖・山中湖・箱根離宮の翠陽いずれも美味しい料理をいただいてきたので、安心してオーダーできるレストランだと思います。

明日は3日目。急遽予定変更で･･･、続く。